タクシードライバー ロベルト・ルビーノさん
特典あり!
プーリア人2人めは、チステルニーノ のタクシー運転手、ロベルト・ルビーノさんの登場です。ヴァレディートリア(イトリア平野)周辺のチステルニーノ、マルティナ・フランカ、オストゥーニ、ロコロトンドといった街を個人旅行で訪ねる人々にとっては、知ってるととっても助かる人かと思います。
なぜなら限られた時間で効率よくこの地方をまわるのはバスや電車などだけでは難しいからです。 ルビーノさんは、チステルニーノを基盤にプーリア各地のみならずマテーラをはじめナポリなど州外へも一定料金で行ってくれます。ちなみにチステルニーノには、正式なライセンスをもちローカルエリアをメーターで走るタクシー運転手は彼しかいません。予約などが入っていない場合はチステルニーノのメインストリート、Via Romaの中程にあるBar Romaの前にタクシースタンドに車を止めています。
dp(ダ・プーリア;以下dp): プーリアで一番好きな街はどこですか?
RR (Roberto Rubino; 以下RR): オートラント
dp:プーリアで一番好きな眺めは?
RR: ポリニャーノ・ア・マーレの岸壁と海
dp:プーリアでどの季節は一番好きですか?
RR: 夏。
dp:プーリア料理で一番好きなもの?
RR: オレキエッテコンチーメディラーペ、プーレ・ディ・ファーヴェ(空豆のピューレ)
dp:プーリアが一番誇れるものは何ですか?
RR: 人々が寛容なところ。外から訪れる人々に対してとても親切でオープンだと思う。
dp:プーリア人の特徴は?
RR:温かくてもてなし好き
dp:プーリアからのお土産で一番お勧めなものは?
RR: グロッタリエの陶器、アルベロベッロの石でできたトゥルッリ。
dp:日本についてどんなイメージを持っていますか?
RR:アイデアが有功に活用され、テンポの早いハイテクの国
ロベルトさんに言わせると、プーリアは時速50kmでしか走ることのできないフェラーリのようなものだそうだ。なぜなら高いポテンシャルを持っていてもその10%も発揮していないから。彼はあと何十年かすれば、プーリア州はアメリカにとってのカリフォルニアのような存在になれるかもしれないとも言う。なぜならここにはイタリアの黄金郷に成り得る必要条件が全て揃っているから。でもそれが現実になるには優秀な政治家が少なくとも2世代は必要だと思うとも言っていた。
そういわれてみれば、プーリアとカリフォルニアって州の形や地理的、歴史的な共通点はあるかもしれないと思えて来た。彼の言う意味はあくまでもアメリカのなかでカリフォルニアがそうであるように、プーリアがイタリアのなかで経済的にも環境的にも豊かな州になるということだと思うが、今から2世代先にプーリアがイタリアのカリフォルニアと言われるようになるとき、アメリカのカリフォルニアはいったいどうなっているのだろうと、ふと思う。
ロベルト・ルビーノ タクシードライバー(チステルニーノ)
tel: 080-444-4017 携帯電話:338-7600369
彼のサービスをご利用の場合、現地で直接電話予約してください。
特典:
この記事のなかの彼の写真をプリントアウトしてダ・プーリアのサイトで知った旨を伝えればちょっとしたサービスをしてくれるはずです。なお、イタリア語に自信のない方は、こちらまでご連絡ください。